外部の世界と関わり、新たな刺激を求めた私は、個人的にSalesforceのコミュニティ活動に参加しました。社外の方々と学び議論する中で、仲間と交流する面白さに魅了され、やがてコミュニティリーダーの助言を受け、意欲的な仲間たちと「Salesforce Architect Group Osaka」を立ち上げました。自らの考えを発信し、フィードバックを受けて新たな知見を得ることは非常に有意義で、業務と並行してコミュニティ活動にも一層の情熱を注ぎました。さらに自己成長を求めて、JSOLでの経験とコミュニティでの学びを活かし、「Salesforce認定テクニカルアーキテクト(CTA)」の取得に挑戦し、2023年に国内で19人目のCTA認定を受けました。この経験を通じて、アーキテクト思考がシステム管理者や開発者にも有益であると確信し、コミュニティを多様な職種が参加できる形に進化させました。
その取り組みが評価され、2024年にはSalesforce MVPに選出されました。MVPは専門知識、リーダーシップ、寛大さを体現するエキスパートを表彰するもので、2024年度には私を含む2人が日本から選ばれました。最近はSalesforceのイベントで登壇する機会も増え、コミュニティ活動を通じて自己成長を強く実感しています。
外部に一歩踏み出し、新たな経験を積むことで得られるものは非常に多いと感じています。この経験を、JSOLをはじめ、多くの若いエンジニアたちにもぜひ味わってほしいですし、それがJSOLと業界全体の力を引き上げると信じています。今後もこの思いを胸に、コミュニティ活動をリードしていきたいと思います。