私は新卒で独立系のSIerに入社し、SAP BASISの運用保守や構築に10年ほど携わりました。後半にはSAP S/4HANAへの移行案件にも参画し、その情報収集のためにSAPのイベントに何度か参加したのですが、そこで同業他社の取り組みレベルの高さを知って大いに刺激を受けたのです。また、社外と交流することでSAPソリューションに通じた人財は自分が思っていたより市場価値が高いことに気付かされました。前職ではSAP部隊はマイノリティで、社内でスポットが当たる存在ではなかった。さらに組織も脆弱でミドル人財の層が薄く、BASISを担当していた私がプロジェクトマネージャーを任されるなど、キャリアの連続性がないことにも不安を感じていました。その頃、第一子が産まれようとしていて、もっと収入を上げたいという思いもありました。前職の環境にい続けてもキャリアと待遇の両面で将来に明るい展望が見えず、転職を決意したのです。
転職の軸は「技術力を高められるか」「成長できる組織であるか」「満足する給与が得られるか」「働き方が柔軟であるか」という4つでしたが、すべて満たされると感じたのがJSOLです。入社当初はインフラのリプレース案件などに参画することでJSOLでのプロジェクトの進め方や品質管理方式などを学び、現在はSAP S/4HANAの新規導入による大手企業の基幹システム刷新プロジェクトに参画。新規導入は私にとって初めてで、取り扱う製品も周辺のBTP、SAC、GRCなど多岐に渡って常にキャッチアップが必要であり、序盤はサブリーダーとして、中盤以降はリーダーを任せていただいています。
JSOLは技術・プロジェクト管理の両面でレベルが高く、リーダーとして日々チャレンジする中で、考えるべきポイントを周囲から指南していただくなど、周囲からのサポートも非常に充実しています。将来に向けても、私はこれまでSAP BASISに携わってきましたが、クラウドサービスの台頭によりさらに新たな強みを身につけていく必要があります。JSOLのメンバーはみな意識が高く常にいろいろなアイデアを考えており、彼らに触発されて私の意識もおのずと高まっていることを実感しています。常に第一線で活躍できる人財になれるようここで自分のキャリアを大きく広げていきたいと思っています。
正直にお話しすると、転職活動を始めるまでJSOLのことを知りませんでした。転職活動中に前職での知人を介してこの会社に出会い、調べてみるとSAPのアワードを長年にわたって受賞しているとのこと。「こんな企業があるのか」と驚きましたし、実際に入社してみると、品質管理のレベルの高さはもちろん、新しい技術も果敢に導入して成果を上げていて、アワードを受賞するのはこうした企業なのかと感心させられました。また、JSOLは社員に厚い企業であり、働き方もコアタイムなしのフレックス勤務を導入するなど柔軟です。私は子どもがおり妻も働いているので、この制度のおかげで特に育児面でとても助かっています。収入も前職と比べて大幅にアップしとても満足していますし、それに見合う仕事をしなければとモチベーションも上がっています。