大学を卒業後、中堅規模のSIerに就職。中堅私立大学、大手通信社をクライアントとするプロジェクトなどでスキルを磨く。しかし、徐々に二次請けの案件が増え、顧客の真のニーズが見えず、プロジェクトの全体像が見渡せない状況を解消したく、成長が期待できるプライム案件が中心のSIerへの転職を志望。様々なソリューションを提案できる独立系SIer企業であり、実際の稼働中案件を知る機会を得て大型プロジェクトに関われるチャンスが多いと考え、いくつかの内定先からJSOLを選択し、入社。
A大学の研究業績システム構築プロジェクトに1メンバーとしてアサインされる。そこで年月を重ねながら顧客のシステム更改を繰り返していくスケール感のあるプライム案件を推進している先輩たちの活躍を見て、素直に優秀さを感じた。プライムとしてプロジェクトを最後まで完遂し、顧客の満足を引き出していこうとする各人の自負の強さも伝わってきた。
ココがJSOLC大学をクライアントとするWeb学習支援システム構築プロジェクトに、オンラインバッチ処理のチームリーダーとして参画する。顧客と積極的にコミュニケーションを取りつつ、チーム全体をマネジメントした。
ココがJSOLC大学の教学システム再構築プロジェクトにおいて、PMに抜擢される。COBOLベースのホストとCentura言語のクライアントサーバシステムによる構成を、VB.netベースのクライアントサーバシステムに移行する内容。1次開発で基盤共通チームのリーダーとして参画したが、途中でPMのポジションを任される。
ココがJSOL部長に昇格し、長年にわたって信頼を築いてきたC大学に加え、リネンサプライ業のD社、製菓業のE社などの案件で、プロジェクトの全体管理を担当する。顧客側のカウンターパートは情報システム部長クラス。相手とは長期的にIT戦略をどう進めていくかを話し合い、年間のビジネスとして次の動きを考えていく。また、現場とは別に今後は組織運営のスキルを磨き、高い視座でJSOLの価値創出に貢献したいと考えている。
ココがJSOL単にプライムというだけではなく、幾つものプロジェクトをトータルに主導する大型案件を担うことも多いJSOL。企業規模だけを見れば社員数1200名のSIerですが、手がけている内容は最大手のトップ部門に匹敵します。そして、課題解決能力が非常に高く、メーカー系の巨大企業をはじめ他大手SIerと戦える実力があると自負しています。JSOLでは若手を含めプロジェクトメンバー全員がお客様先へ出向き、会話をする。課題解決のための提案では、「自分はなぜその提案をするのか」を徹底的に考えてお客様にお伝えすることを教えられます。なんとなくは絶対にだめ。「間違っていても自分の考えを伝える」文化が根付いています。こうした日々の仕事で常にお客様に対する自分の考えを問い続けるJSOLの環境が、課題解決に対する目線を上げる経験につながっていくのです。相手に対して関心を持ち、考え続けるJSOLの風土は、社内のメンバーの成長にもつながっています。上司は常に部下全員の資質、実力、志向を把握することを厭いません。そして、本人の意思を汲みつつ、上の段階に挑戦させるように動きます。私も部長になった今、成長につながる仕事を任せることを念頭において部下の全員と会話をする時間を大切にしています。会社も技術者が自ら成長を目指せることを制度化。年に3回の面談の場や、年に1度、プロジェクトなどを希望できるローテーション制度など、自分の意志でキャリアを考え、前向きに挑戦できる環境があります。お客様の課題にも、社員のキャリアにも当事者意識を持って真摯に向き合うから、全社員の課題解決能力と成長への意識が高い。それが、私のJSOLと共に歩む理由です。
このプロジェクトではJSOLから参画したWeb機能チームやクライアント/サーバ機能チームと連携を取る役割を務め、データのインターフェイスをどうするかなど、何度も協議。そうして効率良くバッチ処理を行う仕組みを組み立てていきました。この時の私の調整力やプロジェクト推進力が評価され、次のプロジェクトのPM抜擢につながりました。JSOLでは上司が部下の現段階のスキルレベルを把握し、次のステップを踏ませる機会を常に探っています。社員の成長が会社の発展に直結するという考えが、管理職・PMクラスに浸透しているため、自らのスキルアップに余念のない社員は、確実に一段上のステージに立つチャンスが与えられます。また、必要な教育・研修の機会はふんだんにあります。希望する外部研修の受講も認められやすい環境です。
当プロジェクト前にPLとして多くのチームと連携を取り、プロジェクトを成功させた調整力や推進力を部長が評価し、指名でPMとしてのチャンスをいただきました。JSOLでは上司が部下の成長ぶりや現段階のスキルレベルを把握し、次のステップを踏ませる機会を常に探っています。私もこのプロジェクトで、「より高い視座でお客様とコミュニケーションすること」を学びました。PLの経験しかなかった私は技術者目線でプロジェクトを見てしまい、プロジェクトスタート時は、お客様の信頼を得るに至りませんでした。そこで部長から「もっと目線を上げること」を学び、PMの立場でお客様の3年後、5年後を見たときにシステムはどうあるべきか、「業務の深さではなく、高さ」でプロジェクトを見る経験ができたのです。