前職の大手SIer系のシステム開発会社では、JavaEEを用いたアプリ基盤の開発・保守を担当。技術的に難易度の高い課題に挑み、チームやお客様間横断のマネジメントなど、ITエンジニアの基礎を固めることができた点では満足していました。しかし、年次を重ねても最新の技術に触れる機会は少なく、今後のキャリアに対して、徐々に不安を持ち始めました。危機感を抱くようになっていた入社4年目にAWSのセミナーに参加。社会を大きく変える可能性を見せ始めていたクラウドサービスに興味を持ち、自ら学べば学ぶほど本格的に取り組める業務に携わりたいと考えるようになったのです。 そこで希望して社内のローテーションによりAWSを用いたデータ分析基盤の構築プロジェクトにアサインされましたが、社内にAWSを極めたいと考える仲間がおらず、目標となるキャリアもなかったので、漠然とした不安を感じ転職活動を始めました。
JSOLを新たなキャリア形成の場として選んだ決め手は、面談時に提示された配属先でのミッションが明確だったこと。企業内に蓄積される膨大なデータの分析を行うシステムをAWSで構築するプロジェクトを求めた私の希望が叶いました。
具体的には、某大手飲料メーカーのデータ基盤構築案件のプロジェクトリーダー兼テックリーダーの立場。期待以上だったのは、JSOL内にAWSのエキスパートが予想を超えて数多く在籍していたことです。彼らとコミュケーションをとる場面は多く、日々刺激を受けています。私の技術習得意欲もいっそう高まり、AWSの認定資格にもチャレンジし、当時11種あるAWS 認定資格を全て保持。そして、AWSエンジニアなら誰もが一目を置くAPN ALL AWS Certifications Engineersに認定いただきました。AWSにおける最高クラスのエキスパートに認定されたことで、自分の転職を含んだキャリア設計が正しかったことを実感しています。
日本総研とNTTデータを母体に持つ会社であることから、日本のITシーンをリードしてきた技術面の高さに加え、真面目でお堅い企業で、若手に裁量権はあまりないだろうなと感じていました。しかし、面接を進めていくと、技術力に関しては想像通りでしたが、社内の雰囲気に関しては正反対であることが伝わってきました。若手に大胆に仕事が任され、活躍するチャンスがふんだんにあり、国籍の異なる多数の社員が在籍していて多様性に富んだ企業文化であることを感じました。入社後にさらに気づいたのは、特定のベンダーに依存しないという方針から、エンジニアが自ら希望する技術に取り組めるという自由度の高さです。そうした自主性や自発性を尊重し、応援してくれる雰囲気のあるのがJSOL最大の魅力だと思います。